2009.12.29. 田端

2009.12.29. 田端

JR田端駅近く。事務所に「〜荘」との命名、俗称としてはあり得てもまさか案内看板に使うもんぢゃないよなぁ。チャーミングなセンスによるのか、それとも残業ばかりで泊り込みが続くせいなのか、さて。


昼から仕事。某私立高校の過去問。一見抜粋の仕方がひどいのだが、実は存外構成を活かした抜粋にはなっていて、設問も読みのツボを押さえている。ほどほどに頭のいい子どもは、文章の構成以上に内容と自分の持っている常識から適当な察しをつけて答えを書いてしまうけれど、そういう形でのアプローチがしづらいように考えてのモノ、と見える。

あそこは例年悪問を出すみたいなことを云ってる指導者もいるらしいが、そいつぁ見当外れってもんでござんす。しっかり要点を把握してそいつをつなぐストーリーを組み立てるとあら不思議、3つある記述問題の答えが自然に出来上がるという塩梅。というわけで、論構成把握のための基礎の復習も少し、レトリックとしての「逆説・皮肉」など。

まぁしかし、もうちとクリアカットな抜粋であってもバチは当たらないとは思うけれど(^_^;


仕事終了後、小銭入れの中には300円。これでたどり着ける果てということで駒込にて下車。あとは散歩。

あれこれ知らぬ道を抜け、冠新道、気がつけば明治通り、そこを途中で国際通りに折れ、さらに小さな小路に入って千束、抜けてみれば入谷言問通り、浅草をさらに抜けて、業平、押上付近でまた小道を選んでさらにあれこれ迷う。おおよそ4時間足らずだけれど、一度も休憩せずに歩いたので少々くたびれた。

曇天や日没後は見知らぬ場所での方向感覚が狂う。明治通り、三ノ輪に着く前に日暮れを迎えたのが主たる迷子の原因。しかし、年の瀬、僕みたいな風体怪しからんおっさんのうろちょろ徘徊、人目が痛いですな。

駒込〜田端にかけて、いくつか当たり前の風情なのにチャーミングな看板建築などいくつか。そういう微妙な魅力、あるいは感じるのは僕の個人的な感じ方にすぎないのだろうな。撮った写真をここで紹介するかどうか、ちょっと迷う。


帰宅後、永田耕衣『山林的人間』を、またぞろ少々。